2023年4月から定期の予防接種に関する変更があるのでお知らせします。
①4種混合ワクチンが2ヶ月から接種開始になります。
②9価の子宮頸がんワクチン(シルガード)が定期接種になります。
①に関して
2023年3月までは4種混合ワクチンは3ヶ月から接種開始し、1歳までに3ヶ月時、4ヶ月時、5ヶ月時の3回接種でしたが、4月からはヒブワクチンや肺炎球菌ワクチンと同じ2ヶ月時、3ヶ月時、4ヶ月時に1ヶ月前倒しになります。このことにより、低月齢時における百日咳感染のリスクを下げることが期待できます。
②に関して
2023年3月までは子宮頸がんの定期接種は2種類のヒトパピローマウイルスに効果のあるサーバリックスと、4種類に効果のあるガーダシルが定期接種の対象でした。これまでは9種類に効果のある【シルガード】は任意接種でかなり高価でした(当院では3回接種で計85500円)。この4月から定期接種で使用できることになりました。接種スケジュールの細部に関してはもう少しで出る予定です。子宮頸がんワクチンに関する詳細は下記サイトを参照してください。
詳細がわかり次第、ホームページの内容も更新します。